大阪人 商品
県民性の話題が出るとき、沖縄と同じぐらい代表的なものとして大阪府民の県民性を表す「大阪人」があります。
これは、基本的に県民性の話題としたメディアの多くが関東の東京から発信されるため、対照的な存在である関西のうち、大阪は特に規模が大きくて強い影響力を持つためです。
大阪人の特徴はさまざまな意見がありますが、「お金にうるさい、さっぱりしている、派手好き、本音で勝負」などの気質や、「お好み焼きやうどんはご飯と一緒」といった食事習慣の違いはよく大阪人の典型としてあげられます。
関東圏の人とは県民性が大きく異なるため、しばしば東京vs大阪などと会話のネタとなったり、関東代表・関西代表などと対比されて取り上げられることがあります。
- ヤクザに払って私に払わず
- 本当に必要なものに払われず、一部の不当な人々に払われ続ける金の話。最近ようやく落ち着いた著者の入魂の一冊。出せば行政の負担だから出し渋るのは仕事かもだが本当に必要な人は大抵弱い為強気に断り、困ってない暴力的な人間は怖い為簡単に出す役人の所業(笑)正確な基準と対応にパンチを入れたい気分。それを思うと著者には教授などでなく、やはり行政に直接切れ込んで欲しいと思う。もう疲れてるでしょうけど(笑)再び!
- 生活保護を考える上での良書
- 生活保護に関する議論を、幅広い視点から検討した良書である。この本にもあるように、生活保護制度はいま曲がり角に来ている。そして、北九州市に見られたような「水際作戦」を批判する視点と、生活保護を利用する人に対するパッシング的な見方の両方が入り混じっているのが、今の生活保護議論のありようだ。この本は両方の視点を膨らませるために、年金額の低さの問題を指摘し、年金額と生活保護基準額との差を指摘したり、生活保護を利用しながら孤独にあえいだり、介護に苦しむ人々、ホームレスから自立しようと必死な人々、そうした人々を支えようとする援助者の姿を真摯に映し出している。
実は、この本を読んで、私が感じたのは、生活保護問題というより、日本社会の貧困さそのものだ。この本に繰り返し出てくる大阪市西成区の様相は、日本社会全体がまもなく直面する貧困ニホンの姿なのではないだろうか。
もし、この本に注文をつけるとしたら、二つ指摘できるような気がする。ひとつは、厚生労働省は、生活保護の問題を含めたこうした貧困問題をどのように解決しようとしているのかまったく見えてこなかったこと。また、この本のなかでも繰り返し指摘されているような、働くモティベーションを維持しながら、生活保護を最後のセーフティネットとして活用するための方法を提言して欲しいと思った。
- 制度疲労に陥っている生活保護制度
- 「働いても報われない」この言葉ににすべての原因が凝縮されている。
40年以上まじめに働き、年金を納めてきた人が受給できる国民年金は、月に6万数千円。
その一方で、生活保護の受給額は高齢者単身世帯でも国民年金額を上回っている。
つまり、まじめに働き年金を納めた人よりも、年金を納めず、あげく生活保護となった人の方が、受給額が多いという矛盾がある。
ほかにも、保護を申請する際のハードルの高さのため、本当に保護が必要な人になかなか支給されない問題。
また、一度生活保護を受けると、受給額が減額されることを嫌って働かなくなる事例など、生活保護の問題点が数多く紹介されている。
本書では、法律そのものが時代にそぐわず、生活保護制度自体が破綻しかかっている実態を浮き彫りにしている。
格差社会のいま、フリーター、派遣労働などで働く若者の多くは、年金を納めていない。
彼らが、年金受給世代となったとき、現状の生活保護制度では対応しきれないことは明らかだ。
高齢化社会に突入した今日、年金問題とあわせて社会福祉制度の抜本的改革を行わないと、日本の福祉の将来が危ういということを、本書では警鐘している。
- 生活保護制度がかかえる問題の全体が把握できる
- この本でもとりあげられている話題だが,「生活保護がうけられずに餓死した」というような話が断片的に報道されると,餓死に追いこんだ自治体や担当者はひどいという反応をひきおこす.しかし,生活保護を悪用するひともおおく,判断がむずかしいようだ.ほかにもさまざまな問題がある.この本を読めば,生活保護という制度がかかえる問題の全体を把握することができる.
- 正直な報道
- 産経新聞大阪社会部が1年半以上の長期にわたって連載した「生活保護」を取り扱った記事をまとめたもの。
「生活保護」をテーマにした書籍と言えば、いわゆる「水際作戦」と言われる生活保護を抑制する行政バッシングをするものか、不正受給を行う受給者バッシングをするものが大半である中、行政、ケースワーカー、支援者、受給者、あらゆる角度から「生活保護」を見た実に正直な報道に徹した姿勢は褒められて良い。
どんな立場の人が読んでも、生活保護というものに一切の感心がない人が読んだとしても「何かを感じる」ことができる一冊。
安易に「何か」を主張するのではなく、「何か」を写しだそうとした……
元ケースワーカーのウチとしては是非読んで欲しい一冊なんですよ。

